1955年『やぐら寿司』のオープンに始まり、以後、会員制『エスカイヤクラブ』をはじめ、『アジアンキッチン』『やぐら茶屋』『ザ・ワインバー』など、新たな業態を次々と開発し、飲食ビジネスをリードしてきた大和実業。現在では9種の主要業態からなる飲食店を、全国に131店舗直営し、売上高は131億円に達しています。 (2008年3月現在)


 

店舗はお客様の嗜好によってその時代に応じて変わっていくもの
 年々変化のスピードが加速する中で、時代にただ流されたり、
置いてきぼりにならないために、常に自分を、会社を、ブラッシュアップする 努力が必要です。
 流されるよりリードしていく側に立つほうが、何倍もおもしろいとは思いませんか。
「今これがはやっているから…」という理由で動くのではなく、
「これからきっとこんなものがはやる」と予測を立て時代の潮流をつくる、
又「こんなもの(珍しいもの、高価なもの)を、これくらいの価格(できるだけ安価)で
お客様に食べていただきたい」という理想を実現する為の仕組みづくりを行う、
これはだれでもが簡単にできることではありませんが、だからこそやりがいも 大きいのです。


例えばワインを誰もが親しめるお酒に変えた、「ザ・ワインバー」

 28年ほど前、当時ワインといえばまだまだ格式張ったイメージがあり、高級レストラン でしか飲めませんでした。「本当はもっと気軽に飲めるお酒なのに…
多くのお客様に楽しんでもらいたい」との思いからオープンさせたのが「ザ・ワインバー」。
サントリーに依頼してローアルコール&ローカロリーのハウスワインを開発し、
これまた、ワインを高級品としてしか販売していなかった輸入会社と協力し
輸入ワインの価格を抑えることでワインを「もっと気軽に自由に」飲んでいただける
お酒として提供しました。料理にしても「ワイン=フレンチ」という風潮を覆すがごとく
カジュアルなメニューの数々を開発してリーズナブルに提供しました。
 今は誰もがワインを楽しむ時代。そう、私たちは、あの頃誰もがしなかった、
今では当たり前のことを実践しただけなんですよ。

若い女性がグループで楽しめる店は意外と少なかった。だから新業態を開発した
アジアンキッチンができた時、アジア料理といえば、インド料理を中心に少数の
各国専門料理店しかなくしかもかなり高価でした。しかし海外渡航者は東南アジアを中心に
どんどん増え、その中心は女性でした。そんな彼女たちが、「リーズナブルにしかも
色々な国の味を楽しめ、旅の話のできるお店を」と開発しました。
 「リラックス&リフレッシュ」とヘルシーな韓国料理にさらに要素を加えできたのが
「山ぼうしの花さいた」、4年間熟成させたフォーマットですが、オープンから1年間の間に、
巷に多くの韓国料理のお店が誕生しました。
 21世紀には、また新たなチャレンジを続けていかなければなりません。
変化の激しい、先を読むのが難しい時代だからこそおもしろさがあるのです。
時代の後追いをするのではなく、先取りするために、日々の勉強は欠かせません。
新聞、本、コミック、スーパー、コンビニ、他店、美術館etc…、学ぶところに限りはありません。
どうすればお客様に楽しんでもらえるか。効率より、効果を考える。
それが、私たちの業態開発です。




ドミナント戦略とは、都心のターミナルやオフィス街に近い“重点エリア”に、全店直営による多業態を集中的に出店するというもの。同じエリアで各店がそれぞれ違った個性を打ち出し、それぞれニーズの異なるお客様に満足していただくことができます。様々な業態を展開している、大和実業ならではの戦略です。同じ業態の店舗を各地に出店していくフランチャイズのあり方とは、大きく一線を画しています。



人が集まる場所に、様々な業態の店舗を集中出店するというのが、私たちのドミナント戦略。
そのエリアの中でさらにスクラップ&ビルドを繰り返し、新事業の投入や既存店の見直しを図ることで、
体質強化に努めてきました。単に組織を大きくしていくことが、私たちの目的ではありません。
集客が見込める地域に力を注ぎ、規模の大きさより強さを誇る企業をめざす。
戦略としては当たり前のようなことをやっているのですが、やってない企業というのは案外多いんじゃないでしょうか…。




各店がそれぞれオリジナリティを持ち、さらに時代の変化を見据えた新業態を打ち出し続ける大和実業。
そうした店の個性は、社員ひとりひとりの頑張りや創意工夫から生まれたものです。
自分の店、自分のステージにいらっしゃったお客様に、最高の満足を味わっていただく仕事。
あなたの参加を、お待ちしています。


「笑顔で頭をさげることができる人」なら、きっといい仕事ができる
この仕事は、効率論ではない。効率より効果、「おいしいものを楽しく」を追求することなんです。
笑顔が大切であり、気持ちよく頭が下げられることが大切。優秀な人材とは、それができる人だと、私は思います。
今、この大和実業で働いている人たちは、約束を守ることができる人です。
この点については、私は誇りに感 じています。いい人材を採用できてきたと思いますね。


食べ物を提供する仕事は絶対になくならない
「ごはんがちゃんと食べられる人」というのも、私が思い描く、大和実業における人材のあるべき姿です。
食文化に関わる以上、お箸の使い方くらいはきちんとできる人であってほしいですね。
飲食サービスは、社会に必要な仕事です。だから、真面目にさえやっていればいいと思います。お客様の満足のために。
そんな当たり前のことができるかどうかが、この仕事の適性だと言えるのではないでしょうか。
でもお客様に喜んでもらえたら、それは自分にとってもうれしいことだと感じませんか?
それが当たり前だと、私は思いますよ。


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